「経営のことを誰かに相談したいけど、コンサルタントに頼むとお金がかかるし…」

そう思って、一人で悩みを抱え込んでいる経営者の方は少なくありません。

実は、千葉県には中小企業診断士をはじめとする経営の専門家に無料で相談できる公的制度が複数あります。しかも、どれも国や県の予算で運営されている正規の支援制度なので、怪しいセールスにつながる心配もありません。

この記事では、千葉県市川市の中小企業診断士として活動する筆者が、千葉県内で利用できる無料相談制度を4つ厳選してご紹介します。それぞれの特徴や使い分け方もお伝えしますので、自社の状況に合った相談先を見つけてください。


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1. 千葉県よろず支援拠点(何度でも無料・幅広い相談に対応)

おすすめの方: 「何が問題かわからない」「まず話を聞いてほしい」という段階の方

千葉県よろず支援拠点は、中小企業庁が各都道府県に設置した公的な経営相談窓口です。千葉県では公益財団法人千葉県産業振興センター内に設置されており、売上拡大、経営改善、創業支援、IT活用、人材育成など、経営に関するあらゆるテーマの相談に対応しています。

最大の特徴は相談回数に制限がないことです。何度相談しても無料なので、継続的に経営課題を相談したい場合にも向いています。

また、千葉県内の各市町村でサテライト相談会も定期的に開催されているので、わざわざ千葉市まで行かなくても、お近くの会場で相談を受けられます。

基本情報

  • 所在地: 千葉市中央区市場町1-1(千葉県庁近く・千葉県産業振興センター内)
  • 電話: 043-299-2921
  • 受付時間: 9:00〜17:00(土日祝日・年末年始を除く)
  • 費用: 無料(回数制限なし)
  • 予約: 電話またはWebサイトから
  • 公式サイト: https://chibayorozu.go.jp/

メリット: 回数無制限、幅広いテーマに対応、県内各地でサテライト相談あり

注意点: 人気が高く予約が取りにくい場合がある。相談時間は1回あたり1時間程度

2. 商工会議所・商工会の経営相談窓口(地元密着・定期開催)

おすすめの方: 地元の支援機関とつながりたい方、資金繰りや事業計画の相談がある方

千葉県内の各商工会議所・商工会では、中小企業診断士による定期的な経営相談窓口を設けています。

たとえば千葉商工会議所では、毎週月・水・金曜日の14:00〜17:00に中小企業診断士が常駐して無料相談に応じています。資金繰りの改善、融資申し込みのための事業計画作成、公的支援策の活用など、実務的な相談が可能です。

商工会議所・商工会は地域の金融機関や自治体とのネットワークが強く、相談内容に応じて適切な機関への橋渡しをしてもらえるのも大きなメリットです。

千葉県内の主な相談窓口

  • 千葉商工会議所: 毎週月・水・金 14:00〜17:00(TEL: 043-227-4103)
  • 船橋商工会議所、柏商工会議所、松戸商工会議所なども同様の窓口あり
  • 各市町村の商工会でも経営指導員による相談を受付

メリット: 定期開催で予約しやすい、地元の支援機関とのつながりができる、融資や補助金の情報も得られる

注意点: 商工会議所の会員でなくても相談可能な場合が多いが、事前に確認を。相談員は固定の場合があり、相性が合わない場合は別の窓口も検討を

3. 千葉県信用保証協会の専門家派遣(無料で最大8回・自社に専門家が来る)

おすすめの方: 経営改善計画を作りたい方、金融機関との交渉を控えている方

千葉県信用保証協会では、中小企業診断士などの専門家を無料で派遣する事業を2種類運営しています。

1つ目はワンポイントアドバイス(最大5回)。個別の経営課題に絞って、専門家が訪問してアドバイスを行います。「売上が伸びない原因を第三者の目で分析してほしい」といった相談に適しています。

2つ目は経営改善計画策定支援(最大8回)。複数の経営課題に対して、経営改善計画の策定を専門家が伴走して支援します。策定した計画の実行に必要な融資の保証制度も用意されているため、資金調達まで一気通貫でサポートを受けられるのが強みです。

基本情報

  • 本店: 千葉市中央区中央4-17-8(TEL: 043-221-8111)
  • 松戸支店: 松戸市本町7-10 ちばぎんビル4階
  • 費用: 原則無料(設備投資を伴う計画策定は一部自己負担の場合あり)
  • 対象: 千葉県信用保証協会を利用中の中小企業者
  • 公式サイト: https://www.chiba-cgc.or.jp/

メリット: 専門家が自社に来てくれる、経営改善計画の策定まで支援、融資の保証制度とセットで活用できる

注意点: 信用保証協会を利用中(または利用予定)の企業が対象。まずは取引金融機関に相談を

4. 市区町村の起業・経営相談窓口(最寄りの市役所で相談)

おすすめの方: 創業を検討中の方、まず地元で気軽に相談したい方

千葉県内の多くの市区町村では、独自の経営・創業相談窓口を設けています。中小企業診断士が相談員として定期的に対応している自治体も多く、居住地や事業所の所在地に近い場所で気軽に相談できるのが特徴です。

たとえば市川市では「いちかわ情報プラザ」にて起業・経営相談窓口を開設しており、中小企業診断士のアドバイザーが火曜・水曜・土曜に対応しています。船橋市では毎月第3火曜日に中小企業診断士による経営相談を実施しています。

お住まいの市区町村の産業振興課や商工振興課に問い合わせると、利用可能な相談窓口を案内してもらえます。

メリット: 自宅や事業所の近くで相談できる、自治体独自の支援制度(補助金・融資あっせん)の情報も得られる

注意点: 開催頻度が月1〜2回と限られる場合が多い。事前予約が必要

どの窓口を選べばいいか? 目的別の使い分けガイド

4つの無料相談制度を紹介しましたが、「結局どれを使えばいいの?」と迷う方もいると思います。以下の目的別に選ぶと、最適な窓口が見つかります。

「まず話を聞いてほしい」→ よろず支援拠点 何が課題かわからない段階では、幅広い相談に対応してくれるよろず支援拠点が最適です。回数制限もないので、何度でも相談できます。

「資金繰り・融資の相談がある」→ 商工会議所 or 信用保証協会 融資や事業計画の作成支援は、金融機関とのネットワークがある商工会議所や信用保証協会が強みを発揮します。

「経営改善計画を作りたい」→ 信用保証協会 専門家が最大8回まで無料で訪問し、計画策定を伴走してくれる信用保証協会の制度が最も手厚いです。

「地元で気軽に」→ 市区町村の窓口 まずは近くで気軽に相談したいなら、市区町村の窓口がハードルが低く始めやすいです。

無料相談の「次のステップ」として

公的な無料相談制度は非常に有用ですが、いくつかの制約もあります。相談時間が限られる(1回あたり1時間程度)、相談員を自分で選べない場合がある、継続的な伴走支援は受けにくい、といった点です。

「無料相談で課題は明確になったが、その先の実行支援まで一緒にやってほしい」「自社の事情をよく理解した専門家に、継続的に相談したい」という段階になったら、民間の中小企業診断士に直接相談することも選択肢のひとつです。

当事務所では、中小企業診断士・行政書士の代表が初回相談を無料で承っています。補助金申請、採用定着、経営改善など、公的制度では対応しきれない領域まで含めた包括的な支援が可能です。千葉県で中小企業診断士への相談をお考えの方は、お気軽にご連絡ください。

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