社長、あなたは会社の未来を思い、外部の専門家であるコンサルタントの力を借りようと考えたことがあるかもしれません。しかし、高い費用を払ったのに、「期待外れだった」「何も変わらなかった」という苦い経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
実は、コンサルティングの成否は、コンサルタントの能力以前に、社長の「目的」とコンサルタントの「タイプ」が合っているかで、その大半が決まります。
コンサルタントには、大きく分けて2つのタイプがいます。それは「御用聞きコンサル」と「真のパートナーコンサル」です。
今回は、この2つのタイプの違いを理解し、社長の目的別にどちらを選ぶべきか、その見極め方までを徹底解説します。この視点を持つだけで、コンサルタント選びの成功率は劇的に向上するはずです。
タイプ1:御用聞きコンサルタント(業務実行の専門家)
このタイプは、社長の「こうしたい」という明確な意思や計画を実行に移すことを得意とします。社長の指示や意向を正確に汲み取り、それを形にする、いわば「高度なスキルを持った業務実行部隊」です。
✅ このタイプが輝く場面(依頼すべき目的)
- 業務の仕組み化: 「自分の頭の中にある営業ノウハウを、誰でも使えるマニュアルに落とし込みたい」
- 特定のツール導入: 「決めた会計ソフトを、現場が混乱しないようにスムーズに導入・定着させたい」
- 人手不足の解消: 「新規事業の立ち上げで、一時的にマーケティングの実務を担ってくれる人手が欲しい」
要するに、「答え(やるべきこと)は社長の中にあり、その実行や効率化に人手や専門スキルが必要な場合」に非常に頼りになります。
⚠️ 注意点
このタイプに「当社の根本的な問題点を見つけてほしい」といった漠然とした相談をすると、社長の顔色をうかがい、当たり障りのない提案や、社長が好みそうな意見に終始してしまう可能性があります。それは彼らの能力が低いのではなく、役割が違うのです。
タイプ2:真のパートナーコンサルタント(課題発見の専門家)
このタイプは、社長自身も気づいていない会社の「根本的な課題」や「未来の可能性」を、社長と一緒に探し出すことを使命とします。社長の考えを尊重しつつも、時には厳しい意見や、全く新しい視点を投げかけてきます。
✅ このタイプが輝く場面(依頼すべき目的)
- 業績の伸び悩み: 「理由は分からないが、ここ数年売上が頭打ちになっている。何が原因か突き止めたい」
- 事業の変革: 「今の事業のままでは先細りだ。新しい収益の柱となる事業モデルを一緒に考えてほしい」
- 経営の壁打ち相手: 「自分の考えが本当に正しいのか、客観的な視点で壁打ちし、思考を整理してくれる相手が欲しい」
要するに、「答え(やるべきこと)がまだ見えておらず、問題の根っこや、進むべき未来を一緒に探してほしい場合」に不可欠な存在です。
⚠️ 注意点
このタイプは、短期的に答えをくれません。「まず現場を見せてください」「次にお客様の声をヒアリングしましょう」といったように、本質を探るために時間と手間をかけます。また、社長にとって耳の痛い事実を突きつけてくることもあります。即効性のある「魔法」を期待していると、ミスマッチになります。
【実践】自社に合うコンサルタントを見抜く「魔法の質問」
では、目の前のコンサルタントがどちらのタイプか、どう見極めればよいのでしょうか。面談時に、ぜひ以下の質問を投げかけてみてください。
目的が「業務の実行・効率化」の場合
この場合は、「御用聞きタイプ」の実行力を見極めたいところです。次のように質問してみましょう。
「これが私の計画です。これを最短で実行するために、どのような手順で進めますか?必要な情報は何ですか?」
この質問に対して、あなたの計画をどう効率的に実行するかの「How」を具体的に語ってくれるなら、頼りになるパートナー候補です。
目的が「根本課題の解決・革新」の場合
この場合は、「真のパートナータイプ」が持つ課題発見力や視点の鋭さを見極める必要があります。以下のような質問が有効です。
- 「当社の最大の課題は何だと思いますか?もし社長だったら、まず何から着手しますか?」
- 「これまでクライアントと意見が対立した経験があれば教えてください。その時どう乗り越えましたか?」
これらの質問に対して、「なぜそう考えるのですか?」とあなたの計画の前提を問い直してきたり、あなたとは違う視点から課題を指摘してきたりするなら、真のパートナーとなる資質を持っています。
まとめ:最高の投資にするために
コンサルタント選びは、「良い・悪い」の二択ではありません。社長であるあなたの「今の目的」に「合う・合わない」で選ぶことが全てです。
- まず、社長自身が「何に困っていて、何を達成したいのか」を明確にする。
- それが「実行」なのか「課題発見」なのかを見極める。
- 目的に合ったタイプのコンサルタントに声をかけ、面談で見極める。
このステップを踏むことで、コンサルティングは「高い買い物」から「未来への最高の投資」に変わります。
ぜひ、あなたの会社の成長を加速させる、最高のパートナーを見つけてください。
補助金申請は「情報戦」と「長丁場のプロジェクト」です
補助金の申請は、公募要領を読み込み、審査員の視点で戦略を立て、数字の裏付けを整え、採択後の実績報告まで見据えた長丁場のプロジェクトです。本業の合間にご自身だけで進めようとすると、想像の何倍もの時間と労力がかかり、しかも「これで本当に通るのか」という不安は最後まで消えません。
プラネット行政書士事務所では、元・補助金審査員の経験を持つ代表が、ヒアリングから事業計画書の作成、採択後の交付申請・実績報告まで一貫して伴走します。外注・丸投げは一切なし。代表が直接担当するため、御社の強みや想いがそのまま計画書に反映されます。
「どの補助金が自社に合っているのか?」
——そんな初期段階のご相談も大歓迎です。しつこい営業は一切ありません。
※ご相談内容は守秘義務により厳重に管理いたします
_逆.jpg)
プラネット行政書士事務所
代表 中小企業診断士・行政書士・採用定着士・認定経営革新等支援機関
Xアカウント
1971年山口県下松市生まれ、千葉県市川市在住。25年間、IT業界の東証プライム上場企業を中心に法人営業や企画部門に従事し、大手製造業向けにIoTやDXの導入を推進。2022年3月に日鉄ソリューションズ株式会社を退社後、プラネット行政書士事務所を開業。中小企業のお客様へビジネス経験を活かした実現可能性の高い事業計画の策定や採用定着を支援。
(公財)千葉県産業振興センターで補助金受付業務(嘱託)や補助金事務局の審査経験がある補助金専門家として活動中。
