「補助金を使いたいが、どれが自社に合うのか分からない」「申請したが採択されなかった」——会員事業者の皆様からよく伺うお悩みです。商工会議所・商工会・組合・企業のご担当者様向けに、実際にご提供できる補助金セミナーの企画例をご紹介します。講師は補助金事務局の元審査員。各地の商工会議所で開催してきた実施実績のあるプログラムをベースに、「審査する側の視点」から制度の見方と事業計画書の書き方をお伝えします。
よくある補助金セミナーとの違い
補助金セミナーは、支援機関や金融機関でも数多く開催されています。だからこそ本セミナーは、受講した方からよく聞く4つの「がっかり」に、内容ではなく設計そのもので応えることを大切にしています。
目的別・2つの企画例
補助金活用の流れ(自社に合う制度を知る→申請書類を書く)に沿って、「制度編」と「事業計画書編」の2本をご用意しています。どちらか1本でも、公募スケジュールに合わせた連続講座としてもご利用いただけます。
| 【制度編】自社に使える補助金の見つけ方 まるわかりセミナー | 【事業計画書編】元審査員が教える、採択される事業計画書の書き方セミナー | |
|---|---|---|
| 対象とする事業者 | 小規模事業者・中小企業(業種限定なし、または指定の業種に特化した内容のどちらにも対応可能) | 小規模事業者・中小企業(業種限定なし、または指定の業種に特化した内容のどちらにも対応可能) |
| こんな方に | 補助金を使ったことがない方、名前は聞くが自社が使えるのか分からない経営者・経理担当の方 | 申請したい補助金がある(または申請予定・過去に不採択だった)経営者・担当者の方 |
| 扱う範囲 | 補助金活用の入口:制度の全体像→自社への当てはめ方→申請までのスケジュール感 | 申請の実務:審査の仕組み→計画書の型→自社の計画書の骨子づくり |
| 時間・形式 | 90分・講演型+質疑応答 | 120分・ワーク含む実践型 |
| 持ち帰るもの | 主要制度を「誰が・何に・いくら」で横並びにした比較一覧+自社への当てはめチェックの観点 | 審査項目に対応した事業計画書の骨子(自社版)+よくある不採択パターンのチェックリスト |
| 受講後の状態 | 自社が検討すべき補助金の目星と、申請までのスケジュール感がつかめる | 何をどこまで書けばよいかの基準を持って、自社の計画書を書き始められる |
※補助金制度は公募回ごとに内容が変わるため、扱う制度・要件は実施時点の最新の公募情報に合わせて構成します。受講者は筆記用具のみでご参加いただけます(PC不要)。
自社に使える補助金の見つけ方 まるわかりセミナー
〜元審査員が「誰が・何に・いくら」で横並び解説〜
90分(講演80分+質疑10分)/定員制限なし/筆記用具のみ(PC不要)
想定する受講者
- 補助金を使ったことがない、または「持続化」「ものづくり」といった名前は聞くが違いが分からない経営者・経理担当の方
- 設備投資・販路開拓・新事業などを考えており、使える支援策がないか知りたい方
受講者が抱えている課題
- 制度が多すぎて調べきれず、自社が対象なのかどうかの判断すらつかない
- 後から「あの投資、補助金が使えたのに」と知って悔しい思いをしたことがある
- 申請にどれくらい手間と時間がかかるのか、現実的なイメージが持てない
当日の流れ(90分でこの課題をどう解決するか)
- 補助金の基本(15分):補助金・助成金・融資の違い、「後払い」「審査がある」という大前提から押さえます。はじめての方が誤解しやすいポイントを最初に解消します。
- 主要制度まるわかり(30分):実施時点の主要な補助金(例:小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金など)を、「誰が・何に・いくら」の共通フォーマットで横並びに解説します。制度ごとにバラバラの資料を読むより、比較で一気に全体像がつかめます。
- 自社に当てはめる見方(20分):対象者・対象経費・補助率・スケジュールの4つのチェック観点で、「やりたい投資」から使える制度を逆引きする見方をお伝えします。
- 申請の現実(15分):準備にかかる手間と期間、採択率の目安、不採択だった場合にどうなるか。補助金を使わないほうがよいケースも含めて正直にお伝えします。
- 質疑応答(10分):会場からのご質問にお答えします。
受講後の変化と、事業成果への道筋
- 「補助金はよく分からないもの」から「自社ならこれを検討する」に変わり、公募が始まったときに準備に動き出せるようになります
- 投資判断のたびに「使える支援策はないか」を確認する習慣がつき、自己資金だけに頼らない投資計画が立てられます
できること
- 主要制度の全体像と、自社が検討すべき補助金の目星、申請までのスケジュール感を持ち帰れます
できないこと
- 個社ごとの「確実に対象かどうか」の最終判断は、公募要領と個別事情の確認が必要です(個別相談の領域です)
- 制度は公募回ごとに変わるため、セミナーの内容は実施時点の情報です。申請時には最新の公募要領の確認が必要です
元審査員が教える、採択される事業計画書の書き方セミナー
〜審査項目から逆算する計画書の型〜
120分/ワーク含む実践型/定員20名程度/筆記用具のみ(PC不要)
想定する受講者
- 申請したい補助金が決まっている、または申請を検討している経営者・担当者の方
- 過去に自己流で書いて不採択だった方、これから初めて事業計画書を書く方
受講者が抱えている課題
- 公募要領を読んでも、結局何をどこまで書けばいいのかが分からない
- 審査項目という言葉は知っているが、審査員がそれをどう見ているのかが分からない
- 自己流で書いて不採択になったが、どこが悪かったのか分からないまま次の公募が来てしまう
当日の流れ(120分でこの課題をどう解決するか)
- 審査員は何を見ているか(20分):審査の仕組みと審査項目の読み方を、元審査員の視点から解説します。大量の申請書の中で「読みやすく、伝わる」計画書とは何かをつかみます。
- 採択される計画書の型(30分):現状分析→課題→解決策→数値計画というストーリーの型と、各パートが審査項目のどれに対応するかを解説します。「どこまで書けば伝わるか」の水準感まで踏み込みます。
- ワーク:自社の計画書の骨子づくり(40分):型に沿って、自社の投資計画を計画書の骨子に落とすワークを行います。帰ってから書き始められる状態を作ります。
- よくある不採択パターン(20分):ありがちな失敗(強みの羅列で終わる、数値計画と本文がつながっていない等)をチェックリスト形式で確認します。
- 申請までの段取りと質疑(10分):公募スケジュールから逆算した準備の段取りと、電子申請(GビズID等)の事前準備をお伝えします。
受講後の変化と、事業成果への道筋
- 「何を書けばいいか分からない」が「この骨子を埋めていけばよい」に変わり、公募期間内に書き上げる現実的な見通しが立ちます
- 審査項目から逆算して書く考え方は、一度身につければ他の補助金の申請にも使い回せます
できること
- 審査項目に対応した自社の計画書の骨子と、「どこまで書けばよいか」の基準を持ち帰れます
できないこと
- 採択をお約束するものではありません(審査は相対評価であり、加点要素や公募回の状況にも左右されます)
- 計画書の完成までの添削・伴走はセミナーでは扱いません(個別支援の領域です)
実施形態・料金の目安
| 主催の形 | 商工会議所・商工会・組合等の会員向けセミナー、金融機関の取引先向けセミナーなどで実施できます。内容は主催者様・受講者層に合わせて調整します |
|---|---|
| 開催時期のご提案 | 補助金セミナーは開催時期が効果を左右します。公募スケジュールから逆算し、「公募開始の前後に制度編→締切の1〜2ヶ月前に事業計画書編」といった会員が準備に間に合う開催時期をご提案します |
| 会場・準備 | 受講者は筆記用具のみでご参加いただけます(PC不要)。ワークシート・配布資料は講師が用意します。プロジェクターと投影環境をお願いしています |
| 講師料の目安 | 制度編(90分)・事業計画書編(120分)とも:50,000円〜(税別・交通費実費別)。予算に応じてご相談ください |
講師について
長野 利雄(プラネット行政書士事務所 代表)
行政書士・中小企業診断士・認定経営革新等支援機関。補助金事務局の元審査員として数多くの申請書を審査した経験を持ち、独立後は中小企業の補助金申請支援を専門としています。各地の商工会議所で補助金セミナー(まるわかりセミナー、制度説明会など)の登壇実績があり、参加者アンケートでは「補助金サイトを読むだけでは理解しきれない点が分かった」「各審査項目でどこまで書けばどの程度の点数になるかまで踏み込んでもらえた」との声をいただいています。
「今年度はいつ開催するのがよいか」といった時期のご相談も歓迎です。
