「人手不足が深刻なのに、求人を出しても応募が来ない」——会員事業者の皆様からそんなお声を伺う機会が増えていないでしょうか。商工会議所・商工会・組合・企業のご担当者様向けに、実際にご提供できる採用セミナーの企画例をご紹介します。いずれも各地で開催してきた実施実績のあるプログラムがベースで、「聞いて終わり」ではなく、自社の採用の実物(求人の切り口・面接の質問)をその場で作って持ち帰るワーク中心の実践型です。
よくある採用セミナーとの違い
採用セミナーは、すでに数多く開催されています。だからこそ本セミナーは、受講した方からよく聞く4つの「がっかり」に、内容ではなく設計そのもので応えることを大切にしています。
目的別・2つの企画例
採用活動の流れ(どんな人を採るか→どう集めるか→どう見極めて定着させるか)に沿って、前半を扱う「募集編」と後半を扱う「面接・定着編」の2本をご用意しています。どちらか1本でも、連続講座としてもご利用いただけます。
| 【募集編】自社の魅力を言語化し、応募が来る求人原稿を作るセミナー | 【面接・定着編】応募者をファンにする面接と、入社後3ヶ月定着の実践セミナー | |
|---|---|---|
| 対象とする事業者 | 小規模事業者・中小企業(業種限定なし、または指定の業種に特化した内容のどちらにも対応可能) | 小規模事業者・中小企業(業種限定なし、または指定の業種に特化した内容のどちらにも対応可能) |
| こんな方に | 求人を出しても応募が来ない。何をアピールすればいいか分からない経営者・採用担当の方 | 応募は来るが、面接で見極められない・内定辞退される・入社してもすぐ辞めてしまう経営者・採用担当の方 |
| 扱う範囲 | 採用活動の前半:どんな人を採るか(ペルソナ)→自社の魅力の言語化→求人原稿 | 採用活動の後半:募集チャネルの選定→面接→内定フォロー→入社後3ヶ月の定着 |
| 時間・形式 | 120分・ワーク中心の実践型 | 120分・ワーク中心の実践型 |
| 持ち帰るもの | 自社の採用ペルソナ+魅力の言語化シート(勝てる比較項目・弱みの裏返し)+求人原稿の核になる「ペルソナへの呼びかけ文」 | 対話型面接の質問リスト+内定辞退を防ぐフォローの型+入社後3ヶ月の定着プラン |
| 受講後の状態 | 自社の求人原稿を「誰に・何を伝えるか」から自分で書き直せる | 翌日の面接から「尋問」をやめて「対話」に変えられる。内定後・入社後にやることが決まっている |
※対象は中途採用・一般業務・一般職に絞っています(新卒採用・専門職・管理職採用は対象外です)。ワーク中心のため筆記用具だけで受講でき、PCは不要です。ワークシートは講師が用意します。
自社の魅力を言語化し、応募が来る求人原稿を作るセミナー
〜「大企業と同じ土俵」で戦わない、中小企業の採用戦略〜
120分/ワーク中心の実践型/定員20名程度/筆記用具のみ(PC不要)
想定する受講者
- 中途採用に取り組む経営者・採用担当の方
- 求人を出しても応募が来ない、あるいは「条件で大手に負けるから仕方ない」と半ばあきらめかけている方
受講者が抱えている課題
- 給与や休日などの条件では大手に勝てず、求人票に書くことがないと感じている
- 自社の魅力を聞かれても「アットホームな職場」くらいしか言葉が出てこない
- 求人原稿が仕事内容と条件の羅列になっており、誰に向けた求人なのかが決まっていない
当日の流れ(120分でこの課題をどう解決するか)
- マインドセット変革(20分):労働人口が減り続ける時代に「今まで通りの採用」を続けるとどうなるか。条件・スペックで戦わず、「優秀な人」ではなく「自社に合う人」を採る——弱者のための採用戦略に頭を切り替えます。
- ワーク:採用ペルソナの設定(25分):「誰にラブレターを送るのか」。自社のカルチャーを定義し、来てほしい人物像を1人まで具体化します。ここが決まると、求人に書くべきことが決まります。
- ワーク:自社の魅力の言語化(40分):競合の認識→自社が勝てる比較項目3つの深掘り→強みを尖らせる→弱みをポジティブな価値に裏返す、の4段階で、給与以外の「選ばれる理由」を言葉にします。
- ワーク:求人原稿作成術(25分):あなたの求人はなぜ読まれないのか。言語化した魅力を使って、ペルソナへの呼びかけ文と解決策の提示——求人原稿の核になる部分をその場で書きます。
- 生成AIの活用(10分):作った素材を求人原稿に仕上げるためのAIの使い方をご紹介します。魅力の言語化ができていれば、清書はAIに任せられます。
受講後の変化と、事業成果への道筋
- 「書くことがない」が「この人に、これを伝える」に変わり、自社の求人原稿を自分で書き直せるようになります
- 言語化した魅力は求人だけでなく、会社案内・面接・ホームページにも使い回せる自社の資産になります
できること
- 採用ペルソナと自社の魅力の言語化、求人原稿の核(呼びかけ文)を、自社の実物として持ち帰れます
できないこと
- 応募数の増加をお約束するものではありません(応募は媒体選定や労働条件にも左右されます)。自社にマッチした求職者を集めるための「求人の中身」を作る研修です。やみくもに応募数を追うものではありません
- 求人媒体の運用や原稿の完成までの伴走は扱いません(個別支援の領域です)
応募者をファンにする面接と、入社後3ヶ月定着の実践セミナー
〜「選ぶ」な。「逃がす」な。面接から入社後3ヶ月まで〜
120分/ワーク中心の実践型/定員20名程度/筆記用具のみ(PC不要)
想定する受講者
- 中途採用に取り組む経営者・採用担当・面接を担当する管理職の方
- 応募や面接まではたどり着くのに、辞退・早期離職で振り出しに戻ってしまう方
受講者が抱えている課題
- 面接が履歴書に沿った「尋問」になっており、応募者の本音も自社の魅力も伝わらないまま終わっている
- 「ぜひ来てほしい」と思った人ほど内定辞退される。何が悪いのか分からない
- せっかく採用しても3ヶ月もたずに辞めてしまう。育て方も手探りになっている
当日の流れ(120分でこの課題をどう解決するか)
- 採用手法の決定(15分):求人媒体・ハローワークなど、自社の規模とターゲットに合う募集チャネルの選び方を整理します。
- マインドセット:「選ぶ」な。「逃がす」な(15分):応募者を「選考する」発想から、「自社のファンにして逃がさない」発想への転換。ここが後半すべての土台になります。
- ワーク:「尋問」をやめて「対話」する——ファン化面接(45分):応募者が本音を話し、帰るころには自社のファンになっている面接の組み立てを学び、自社の対話型面接の質問リストをその場で作ります。
- クロージングと内定フォロー(25分):内定辞退は内定後に起きるとは限りません。面接中から入社日までの「辞退を防ぐフォローの型」を持ち帰ります。
- 入社後3ヶ月定着の技術と、中途採用者の育て方(20分):離職が集中する入社後3ヶ月に何をするか。定着のための具体的な打ち手をプランに落とします。
受講後の変化と、事業成果への道筋
- 翌日の面接から「尋問」を「対話」に変えられます。質問リストがあるので、面接する人によるばらつきも減ります
- 内定から入社後3ヶ月まで「いつ・何をするか」が決まるので、辞退・早期離職への打ち手が場当たりでなくなります。採用のやり直しが減れば、募集にかかる費用と時間がそのまま浮きます
できること
- 対話型面接の質問リスト、辞退を防ぐフォローの型、入社後3ヶ月の定着プランを、自社の実物として持ち帰れます
できないこと
- 離職ゼロをお約束するものではありません。定着は入社後の継続的な実践で決まります(その実践の型を作る研修です)
- 評価制度・賃金制度など人事制度そのものの設計は扱いません(個別支援の領域です)
実施形態・料金の目安
| 主催の形 | 商工会議所・商工会・組合等の会員向けセミナー、企業の社内研修(面接担当者研修など)のどちらでも実施できます。内容は主催者様・受講者層に合わせて調整します |
|---|---|
| 開催の組み方 | 1本ずつの単発開催のほか、「募集編→面接・定着編」の2回連続講座としての開催も可能です(実際に2回シリーズでの開催実績があります) |
| 会場・準備 | 受講者は筆記用具のみでご参加いただけます(PC不要)。ワークシートは講師が用意します。プロジェクターと投影環境をお願いしています |
| 講師料の目安 | 募集編(120分)・面接・定着編(120分)とも:50,000円〜(税別・交通費実費別)。予算に応じてご相談ください |
講師について
長野 利雄(プラネット行政書士事務所 代表)
行政書士・中小企業診断士・採用定着士・認定経営革新等支援機関。東証プライム上場企業でIT・DX関連業務に25年従事した後、独立。「今よりお金をかけずに、定着する人材を採用する」を掲げる採用定着士として、中小企業の採用・定着を支援しています。本プログラムは商工会議所・公的機関での登壇実績があり、参加者アンケートでは「今まで参加した採用セミナーで一番具体的だった」との声をいただいています。
「単発と連続講座のどちらが合うか」といった段階のご相談も歓迎です。
