「飲食店は立地が9割」
もしあなたが経営者としてそう思い込んでいるのなら、その固定観念こそが最大の経営リスクかもしれません。
先日の『カンブリア宮殿』に登場した株式会社バルニバービの佐藤裕久会長。彼の戦略は、まさに中小企業が生き残るための「ランチェスター戦略」の教科書、いや、それをさらに進化させた「逆張りの極意」でした。
今回は、弱者が強者に勝つための「一点突破・差別化戦略」の本質を深掘りします。
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1. 「空中戦」を捨て、「局地戦」に持ち込め
ランチェスター戦略において、弱者の基本は「局地戦」です。 大手資本が広告費と家賃を投じて奪い合う「一等地」は、中小企業にとっては消耗戦の戦場でしかありません。
佐藤会長が実践する「バッドロケーション戦略」は、まさにこの逆張り。
- 強者の理屈: 人がいる場所に出店する(集客を買う)
- 弱者の理屈: 人がいない場所に価値を作り、人を呼ぶ(目的地になる)
家賃を抑え、その分を「体験」や「クオリティ」に全投下する。ライバルが不在の場所で戦うことは、戦わずして勝つための鉄則です。
2. 「接近戦」で、顧客を「信者」に変える
弱者が強者に勝てる唯一の武器は、顧客との「距離」です。 大手チェーンの接客がマニュアル化された「作業」であるのに対し、佐藤会長の店は「個店主義」。その街に溶け込み、その街の住人と深い関係性を築きます。
ランチェスターの「接近戦」とは、単に近いという意味ではありません。 「あなたがいなければ困る」と言わせるほどの関係性の密度です。不便な場所にある店にわざわざ足を運ぶ顧客は、もはや「客」ではなく、ブランドの「理解者(ファン)」なのです。
3. 「一点突破」から「面」への展開
バルニバービの戦略が凄まじいのは、不便な場所に一軒の店を作るだけで終わらない点です。 一軒の店が街の空気を変え、そこに人が集まり、最終的にはホテルや住宅まで展開して「街」そのものをデザインしてしまう。
これは、一点突破で風穴を開け、そこからじわじわと占有率を高めていく「足場固め」の究極形です。
経営者の皆さん、「戦う場所」を間違えていませんか?
「うちは立地が悪いから」「うちは規模が小さいから」……。 それは弱みではなく、「戦い方を変えろ」という市場からのサインです。
- 競合が目を向けない「ニッチ」はどこか?
- コストを削るのではなく、どこに「一点集中」させるか?
- 顧客と「接近戦」ができているか?
佐藤会長の言葉を借りれば、「100店舗あれば100通りのやり方がある」のです。 大手の真似をして勝てるほど、ビジネスは甘くありません。しかし、大手が手を出せない「不便な場所」や「手間のかかる仕事」にこそ、私たち中小企業が天下を取れる勝機が転がっています。
常識を疑い、あなただけの「勝てる土俵」を探しに行きましょう。
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プラネット行政書士事務所
代表 中小企業診断士・行政書士・認定経営革新等支援機関
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1971年山口県下松市生まれ、千葉県市川市在住。25年間、IT業界の東証プライム上場企業を中心に法人営業や企画部門に従事し、大手製造業向けにIoTやDXの導入を推進。2022年3月に日鉄ソリューションズ株式会社を退社後、プラネット行政書士事務所を開業。中小企業のお客様へビジネス経験を活かした実現可能性の高い事業計画の策定や採用定着を支援。
(公財)千葉県産業振興センターで補助金受付業務(嘱託)や補助金事務局の審査経験がある補助金専門家として活動中。
