• 「いい商品を出しているのに、なぜか売れない」
  • 「SNSやチラシに何を書けばいいかわからない」

そんな悩みを抱える中小企業の社長さん、店舗オーナーの皆さん。実は、売上に直結する“文章の型”があることをご存じですか?

今回は、誰でも簡単に販促文章が書ける「新PASONAの法則」をご紹介します。

「新PASONAの法則」って何?

これは、マーケティングの大家・神田昌典さんが提唱したコピーライティングのフレームワークで、商品やサービスの魅力を伝え、購入や問い合わせなどの「行動」を促すための文章構成の型です。


※参考文献:神田 昌典 (著)稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41

新PASONAの法則の流れ

以下の6つの頭文字で構成されています。

  1. P(Problem)問題提起
     お客様が抱えている悩みや不満を明確にする
  2. A(Affinity)親近感
     「わかります、私もそうでした」と共感を伝える
  3. S(Solution)解決策
     その悩みを解決する商品・サービスを紹介
  4. O(Offer)提案
     サービス内容・価格・特典などを具体的に提示
  5. N(Narrowing Down)絞り込み
     「限定○名」「○○な方だけ」など対象を限定する
  6. A(Action)行動喚起
     「今すぐご予約を!」など、行動を促す一言を添える

実際の利用例:整体院のチラシに応用してみる

▶ 現状のよくあるチラシ文(ありがちなパターン)

「肩こり・腰痛にお悩みの方!当院の整体でスッキリしましょう!初回50分 3,000円!」

悪くはないですが、これだけでは他店との差別化が難しく、響きにくいことも。

▶ 新PASONAの法則を活用したチラシ例


P(問題)
「肩こりがひどくて朝から憂うつ…仕事にも集中できない」
そんな悩み、ありませんか?

A(親近感)
実は私も、以前はデスクワークで慢性的な肩こりに悩まされていました。
マッサージに通ってもその場しのぎ…長年苦しみました。

S(解決策)
だからこそ生まれたのが、“根本改善”を目指す当院の「深層筋アプローチ整体」です。
表面的なマッサージとは違い、奥の筋肉までしっかりゆるめ、血流を改善します。

O(提案)
今なら、初回限定で50分3,000円(税込)!さらに姿勢チェック付き。

N(絞り込み)
先着10名様限定、30代〜50代で肩こりにお悩みの方のみ。

A(行動)
今すぐLINEまたはお電話でご予約ください!


 なぜ中小企業・個人店舗にこそ向いているのか?

✅ 専門知識がなくても「型に沿って書くだけ」
✅ 文章が苦手でもお客様に「伝わる言葉」が自然と出てくる
✅ 限定性や親近感を演出しやすく、信頼感につながる

特に、競合が多い地域や業界では「どれだけ共感してもらえるか」「どれだけ刺さる提案ができるか」が重要です。
新PASONAの法則は、これらを自然に満たすことができる非常に優れた武器です。

まとめ:今日から実践できる、最強の販促フレーム

どれだけ素晴らしい商品やサービスでも、「伝え方」次第で届かないことがあります。でも、新PASONAの法則を使えば、誰でも“売れる伝え方”ができるようになります。

ぜひ、次のチラシ・SNS投稿・DM・LINE配信で使ってみてください。
文章が変われば、反応が変わる。反応が変われば、売上が変わります。

自分で考えるのは大変ですか? でしたらChatGPTに相談してみてください。以下の当事務所が作成したGPTsを用いれば、用途に応じたコンテンツが簡単につくれますよ。

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